技術・サービス

磁石の着磁

磁石というと「鉄にくっつく」というイメージが浮かびますが、実は最初から鉄にくっつくわけではありません。

磁石材料を成形した段階では、磁石はまだ磁気を帯びておらず、この磁気を帯びていない磁石に、磁気をつける作業を「着磁」といいます。

磁石素材は、「着磁」により永久磁石になります。

着磁電源

一般的に磁石を着磁(磁化)するためには専用の着磁電源装置が必要となります。

着磁電源装置には大きく分けると2つのタイプがあり、コイルに定常的に磁場を発生させる直流電源+電磁石タイプと、コンデンサーに充電したエネルギーを使い、瞬間的(パルス的)に磁場を発生させるコンデンサー式タイプがあります。

現在では、比較的安価で製作することが可能で、通常の商用電源で使用可能なコンデンサー式の着磁電源装置が一般的になってきています。

当社でもコンデンサー式タイプを使用して着磁を行います。

着磁ヨーク・コイル

着磁を行う際に、磁石が磁性を得るための磁界を発生させるのが、着磁ヨーク・コイルです。

着磁ヨーク・コイルの性能は直接対象となる磁石の性能に反映されますので、着磁方法、着磁条件に見合った最適なものを選択する必要があります。

着磁ヨーク・コイルを使用するに際し、対象となる着磁電源装置も最適なものを選択する必要があります。

着磁もお任せください!

磁石加工・切断センター.comを運営する株式会社サンキコーは、40年以上に渡って磁石を専門に加工してきました。

創業以来、複数の大手磁石メーカーとの継続的な取引実績がございます。

磁石の加工だけではなく着磁も対応可能です。もちろん着磁のみのご依頼も喜んで承ります。

着磁でお困りの場合は、当社までご相談ください。

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