用語集

アルニコ磁石

アルニコ磁石(英:Al-Ni-Co Magnet)は、その名の通りアルミニウム、ニッケル、コバルトを原料として鋳造された鋳造磁石です(これらに加え銅を添加する場合もあります)。

ネオジム磁石やサマリウムコバルト磁石等の希土類磁石(レアアースマグネット)に匹敵する強い磁力を持ちながら、その入手のしやすさから20世紀半ばまで主流の磁石でした。しかし、1960年代のコンゴ動乱により原料のコバルトが入手しにくくなったことで、フェライト磁石にその座を譲りました。

800℃と非常に高いキュリー温度をもつ一方で、保磁力が低いことから経年により自己減磁してしまうという欠点があります。

用途としては、スピーカーユニットの音響機器に使用されることが多いです。その他、モーターやセンサ、楽器の部品に使用されることもあります。

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