磁力線
磁力線(英:Magnetic Field Lines)とは、磁石のN極(正極)から発してS極(負極)に終わる一連の曲線(厳密には始点・終点が無い閉曲線)で、曲線の各点における接点の方向は磁場ベクトルに対して平行になっています。磁場が強いほど磁力線は密になり、磁石の周りに鉄粉をまくと磁力線の形を観察することができます。
磁力線の本数は、磁束Φ[Wb]に対して透磁率の逆数1/μをかけた値になります。これは、磁束が透磁率の影響を受けないのに対し、磁力線の本数が透磁率によって変化するためです。透磁率は媒質によって異なりますが、真空中では
μ₀ = 4π×10⁻⁷[H/m]
であり、磁力線の本数がかなり多いことが分かります。
「磁石加工・切断センター.com」を運営する株式会社サンキコーは、磁石加工・磁性材料のプロフェッショナルとして、長年に渡り高品質・高精度の磁石加工を行ってきました。他社では断られるような特急案件にも迅速に対応できる生産体制、そして豊富な設備と実績に裏打ちされた高い技術力により、長年に渡りお客様に選ばれ続けています。アルニコ磁石や希土類磁石についてご相談や試作依頼のご要望等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。